『1300年前の奈良新聞』1
今から約1300年前、都が平城京に移され奈良時代がスタートした。この『1300年前の奈良新聞』というブログでは、その時に起きていた事件や奈良の都で行われていたことを記者として取材し、ちょうど1300年前にあたる養老元年(717)を中心に皆様に紹介していく。
養老元年とは、藤原京から平城京に都が移されて7年目、第44代の元正天皇という37歳の女帝が55歳の母から皇位を譲り受け即位して2年目になる。
今日は、明治時代以降に採用された太陽暦では6月7日である。しかし、太陰暦であった1300年前の奈良時代では5月13日である。昨日は九州地方で、今日は中国・四国・近畿・東海・関東甲信地方で、例年通り梅雨入りした。1300年前の奈良の都も、旧暦の5月中頃に梅雨入りを迎えていたのかもしれない。
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