今日は「半夏雨」
2日前の7月2日は、太陰暦で言うと6月9日である。この日は、「半夏生」(はんげしょう)と呼ばれている。そして、半夏生の頃に降る雨のことを「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多いと言われている。通常であれば、梅雨の大雨であったかもしれないが、今日は、台風3号に伴う大雨が西日本の各地で降っている。
半夏生とは、季節の移り変わりをとらえるために設けられた雑節の1つであり、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃に当たっている。近年、減少しているが、皆さんも日の当たる湿地へ探しに行ってみたらどうでしょう!
ちなみに、農家にとって半夏生は、大事な節目にあたっており、田植えや畑仕事を終える目安となっていた。また半夏生は、天から毒気が降ると言われ、井戸にふたをして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べなかったりしていた。
皆さんは、食べてしまったかもしれませんが、私は、いちおう我が家の庭で取れる野菜を食べませんでした。。。信じている訳ではありませんが、昔の人の生活を考える上で参考にもなるし、そういった生活も趣があっておもしろいのではないでしょうか。。。。
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